2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

魔術的な三角形

トリックスターズC〈PART1〉 (電撃文庫)作者: 久住四季,甘塩コメコ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (53件) を見るトリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)作者: 久住四季,甘塩…

ヒロシくんのハンバーグのひみつ

実は、引越をして、それを機に今まで全部外食だった生活を改め、自炊を始めた。円堂都司昭ほど凝ったものは作れないが、自分で食う分には問題のない仕上がり(時々、失敗するけど)。二ヶ月ほど経つが、なんとか続いている。 ちなみに、23日(土)の夕飯は、…

めろんちゃんのひみつのハンバーグ

昨日(23日)付東京新聞読者欄より。ひみつのごはん 先日、電車にゆられていたときのこと。 ある駅から乗ってきた小さな女の子の愛らしさに、私は目を奪われました。ヘンリー・ダーガーの絵に描かれている子どものような、無垢な感じの女の子でした。 まだ三…

[大森」たそがれ

岡田暁生の『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』(中公新書)で興味深いのは、「第六章 爛熟と崩壊――世紀転換から第一次世界大戦へ」の「破局か越境か――第一次世界大戦前夜」という節の部分。 マーラー(1860年生まれ)、ドビュッシー(1862年生まれ…

キュービズム

にも言及していましたよね。岡田暁生はストラヴィンスキーの技法を、親交のあったピカソのコラージュに比較していますが…。

『夏と冬の奏鳴曲』

↑に関連していうと、麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』が、シェーンベルク、ヴェーヴェルンといった新ウィーン楽派を素材に使っていましたね。

石田黙展

折原一の『黙の部屋』は、70年代に活動した謎の画家・石田黙の伝記的小説であり、ちょっとした作品集でもあるという性格を持っていた。 このほど、彼の絵のコレクターでもある折原の熱意によって、石田黙展「黙の部屋」が開かれる。 6月25−30日(11…

勝手にミステリツアー

5月31日に引き続き、ニュージーランドの話題。ミステリにおいて、さまざまなトリックが使われるけれど、そのトリックによる錯誤は、実際にはどのくらい通用するものだろうか、とニュージーランドからの帰りにちょっと考えるようなことがあった。 帰国の飛行…