2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あとがき

研究会発行の同人誌「CRITICA」2号が絶賛発売中です。私も横溝特集と解放区に原稿を書いています。執筆者のほとんどが「編集後記」のページに文章を寄せているのに、市川の文章が載っていないのは、単純に書き忘れたからです。締切をちゃんと覚えて…

缶の中の妖精

コロボックルかぁ…… と、いうことでもあるし……私は、ちょっとしたフェアリーテールを一つ披露しよう。「冷蔵庫の中の幽霊」、「鍋の中の妖怪」と、自炊ネタを続けてきたが……今回で、三部作の完結篇。 自炊における問題の一つは――やはり、調理しながら酒を飲…

佐藤さとる コロボックル物語展

神奈川近代文学館で「佐藤さとる コロボックル物語展」が開催されている。 この物語の舞台のモデルになったのが横須賀と横浜なので、いわば神奈川のご当地文学になるのである。横浜や横須賀は大人になってみれば地元に感じられる距離の場所なのだが、子ども…

伏線としてのきゅうりのキューちゃん

先日、劇場アニメ『河童のクゥと夏休み』を見た。映画館に入ったところ、ビニール袋に入った記念品を渡されたので、中身を見ると「きゅうりのキューちゃん(沖縄ゴーヤ入り)」であった。 いや、たしかに胡瓜は河童の好物だが、映画館で漬物を渡されてもなぁ…

フジロックフェスティバル

7月末に新潟県の苗場で開催されたフジロックフェスティバルに行ってきた。 http://fujirockfestival.com/ ここのところ、音楽を聴く時間が取れないのだが、それでもフジロックに出かけるのは、会場となった苗場スキー場の地形を活かした会場のつくりが気に入…

テンパリ顔の福田

M−1覇者の漫才コンビ、チュートリアルをテレビで見かけるたびに、福田(イケメンじゃないほう)の顔が気になってしまう今日このごろ。常にテンパッたような顔をしている。あるいは、言葉は悪いが、おしっこを漏らした後の小学生のような顔をしている。 一…

納涼句抄

研究会日乗に、古典の下ネタ翻訳を載せると言いながら、暇がなかなかなくて、日乗そのものもご無沙汰になってしまいました。いまも野暮用に追いまくられていますが、たまには何か書きこまないと話にならないので、書中見舞がわりに、旧作の腰折れいくつか、…

鍋の中の妖怪

暑い……今日は、暑いね。 こういう日は、カレーライスだ! 千葉真一の顔が脳裏をよぎる―― と、いうことで……カレーを作り始めたのだが、冷蔵庫に残っていたカレー・ルーのパッケージを見ると、S&Bのやつだった。瀬古利彦の顔が脳裏をよぎる――瀬古のクールな…

関空第2滑走路オープン

和歌山に出張するため、羽田から関西国際空港へ飛んだ。するとたまたま今日は関空第2滑走路のオープン日であった。といっても、私の乗ったJALが降りたのは従来どおりの第1滑走路であったのだが。 和歌山駅行きの高速バスに置いてあった関空情報誌「KA…