ふたたび謎解きの世界@ゲンロンカフェ

3月14日(金)、五反田のゲンロンカフェで、東浩紀氏と対談することになりました。詳しくはこちらの告知を参照 →法月綸太郎×東浩紀「ふたたび謎解きの世界――名探偵と愛のゆくえ」

東氏とは以前、「謎解きの世界」というタイトルで、エラリー・クイーンについて対話したことがあります。この対話は『サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+』(河出文庫)に収録されていますが、今回の対談ではそこでの議論も引き継ぎながら、『セカイからもっと近くに――現実から切り離された文学の諸問題』(東京創元社)の第二章「法月綸太郎と恋愛の問題」で提示された新たな問題に応答することになるでしょう。

(ちょっとだけ予告。クイーンのデビュー作『ローマ帽子の謎』の序文に、その後の作品史から消去された「エラリー・クイーン夫人」に関する記述があることの意味を、あらためて考えてみようと思います)