鴉の世界

昨日のコミックマーケット75で、多くの方々に会誌をご購入いただきました。ありがとうございました。意外と毎年、創刊号から最新号まで売れていきます。広告活動に検討の余地があるのかもと思いはするのですが、いまいちターゲットがつかみにくいところです。目の前の状況だけで判断すると、イベントには参加するけれど、インターネットでの情報発信にはひっかからない客層なわけですよね。それともインターネットでの広告活動にも検討の余地があるのかもしれません。なかなか悩ましいところです。そういえば、自分が運営している白黒学派携帯日記で話題にした「お笑い偏差値」の件ですが、昨日参加した会員の中に、ひとり髭男爵の存在を知らないひとがいらっしゃいました。やはり偏差値の平均化は難しいようです。交通機関の発達・インターネットを含めた5媒体の発展によりフラット化が指摘される昨今ではありますが、まだまだ私たちのどこかに麻耶雄嵩『鴉』のような世界が隠れているのかもしれませんね。単純な予測が難しいとなると、マーケティング活動もまだまだやるべきことがありそうです。