スパイラル生きてる?
- 作者: 城平京,水野英多
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/02/22
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
で、その第2巻だが、本編に登場したブレード・チルドレン――浅月香介、高町亮子、竹内理緒、カノン・ヒルベルトといった面々が続々再登場。その彼らが、第1巻の主人公であったブレード・チルドレン雨苗雪音と、ただのブルート・チルドレン(けだものな子)関口伊万里の物語にからんでゆく展開。
しかし、『スパイラル』本編の前日譚として浅月たちを描く場合、本編登場時の彼らの荒み具合から推して、『スパイラル・アライヴ』の結末は、彼らにとって希望の持てるものとはならない可能性が高い。と同時に、この段階では彼らはいずれも、鳴海清隆という神の思惑の外側には出られないはず。浅月と亮子のラブコメをはじめ、ブレード・チルドレンの人生の物語を描いてゆくうえで、これらは結構な制約条件になると思うのだが。
とりあえず、城平京のお手並みを拝見することとしたい。