ジョン・スラデック『蒸気駆動の少年』

下記トークイベントの参考図書(?)として、『ロジャー・マーガトロイドのしわざ』(ギルバート・アデア)を徹夜で読んでから、今朝の朝刊を見たら、アラン・ロブ=グリエの訃報が載っていて驚いた(『作者の死』→ロラン・バルトつながり)。シンクロニシティ

『蒸気駆動の少年』発売記念トークイベント@オリオン書房ノルテ店。

ちょっと場違いな気もしますが、私は「本格ミステリ作家」スラデックについて語ることになっております(またしてもヴァン・ダインの呪いか……)。

ゲラで読んだ感想ですが、『蒸気駆動の少年』はとても見通しのいい、ユーザーフレンドリーな本になっていると思います。サンリオSF文庫の『スラデック言語遊戯短編集』がチンプンカンプンだった人(私も途中で理解を放棄した)でも、抵抗なく読めるはず。

蒸気駆動の少年 [奇想コレクション]

蒸気駆動の少年 [奇想コレクション]

見えないグリーン (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 103‐1))

見えないグリーン (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 103‐1))