天領日田
昨日は、日田に行ってきました。重要伝統的建築物群保存地区の指定を受けた豆田地区のまちなみを見に行くのが主目的。倉敷ほど観光地化されていなくて、なかなか雰囲気よかったですよ。
当日は、日田祇園祭にもあたっていたので、多くの山鉾がまちなかを曳きまわされる姿を見ることができました。さすが江戸時代に天領として繁栄したお土地柄。この祇園祭見物も往訪目的の一つだったのですが、その一方で、大勢の観客が詰めかけ、のんびりまちなか散策できないかもしれないと懸念していました。結果的にはまったくの杞憂。基本的に地元向けの祭なのでしょう、参加しているのは、山鉾を曳く方々がほとんどで、見物衆もその多くは住民。酷暑の中、山鉾を曳いた皆さんのために、ホースで水遣りをしていました。
当方のように、市外から見に来た人はごく一部のようですね。これだけ立派な祭なのに何だかもったいないような気もしますが、それは余所者ゆえの勝手な意見かもしれません。たいへん贅沢な時間を過ごさせていただきました。
昼はご当地B級グルメの日田やきそばをいただき、小鹿田焼(おんたやき)のぐい呑みを買って大分に帰りました。