府内戦紙
昨夜の大分は七夕祭の初日。「府内戦紙(ふないぱっちん)」を初めて見ました。ミニねぶたといった趣の山車が十数基、まちなかを練り歩きます。
山車のモチーフはいずれも戦国武将なのですが、上杉謙信、武田信玄が何基もあったのは、いかがなものでしょうか? 参加団体間で事前に調整して、キャラがかぶらないようにした方がよいかも。しかも、大分や九州と関係ないし。
そうした中、大分県庁の山車は、当然というか大友宗麟。大分市役所も、立花道雪&立花宗茂なので、ご当地色が出ています。JR九州の黒田長政も納得のいくセレクション。福岡藩主ということで、JR九州の本社所在地ですし、中津を治めていたこともあるので、大分とも縁がある。
山車の武将の造型は基本的に武者絵調なのですが、寿司めいじん(地場の回転寿司チェーン)の山車の前田慶次だけは、明らかに原哲夫風味。踊り隊の掛け声も「よっしゃー!」だったし。時節柄、『戦国BASARA』風の山車も出ているかと探しましたが、さすがにそれはありませんでした。