2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

それはラー油

先日居酒屋で飲んでいたときのこと。注文した餃子が来て、ある人がラー油の小瓶を振って小皿に注そうとしていたので、「(そうじゃなくて内蓋の頭の部分を)押す、押す」と進言したら、怪訝そうな顔をされた。俺が「ラー油よりも先に『お酢』を小皿に注がな…

スパイラル生きてる?

スパイラル・アライヴ 2 (ガンガンコミックス)作者: 城平京,水野英多出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2007/02/22メディア: コミック購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (36件) を見る『スパイラル〜推理の絆〜』のサイドストーリ…

↑大西洋血に染めて

シャアIIというのは、ザクに次ぐ二機目でズゴックという意味だろうか? すると、いずれは金粉入りのカクテルなんかも登場するのだろうか?

坊やだからさ

今日入った吉祥寺駅前のやる気茶屋にて、「シャアII」なるカクテルを発見。 イチゴミルクとカシスってことで、こりゃどう考えても「赤」だよな、と喜び勇んで頼んだのだが……。 現物はなんとも微妙な色。 しかもメチャ甘。これはシャアというよりガルマだよな…

野兎の逃走/闘争

GOSICK〈6〉ゴシック・仮面舞踏会の夜 (富士見ミステリー文庫)作者: 桜庭一樹,武田日向出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2006/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 125回この商品を含むブログ (121件) を見るしばらく前に読んだ本だが、備忘録的に思いつ…

ハハマキ

『宇治拾遺物語』をやる予定だったのだが、同じ下ネタで先に片付けておきたいものを思い出したので、まずそれから。 むかし、村上春樹だったか村上龍だったかが、motherfuckerにあたる訳語のないことを嘆いていた。現代日本には、いきいきとした罵倒の語彙が…

犯罪を犯す

最近、話し言葉で「犯罪を犯す」という表現をよく耳にする。「罪を犯す」自体が「犯罪」なので、「犯罪を犯す」では「切腹を切る」「頭痛が痛い」などと同じ過剰表現であろう。 「違和感を感じる」にも違和感がある。 「違和感」自体ですでに「違和を感じて…

KU16

今夜は地元の居酒屋で「悦凱陣」の純米を呑んだ。 酒米はKU16「さぬきよいまい」を使用。KU16というのは先頃、香川県で新しく開発された酒米である。う〜む、なかなか美味しいですよ。

KU16補足

KU16というのは、香川県農業試験所、香川大学農学部等が県独自ブランドの酒米を開発しようと1990年から開発に取り組んでいた品種。「オオセト」と「山田錦」を交配・育成したものだとか。正式名称の「さぬきよいまい」は「良い米(よいまい)」と讃岐弁の「…

それでも店(テナント)は廻っている

ふと気がつくと、地元の老舗喫茶店の店舗跡がメイド喫茶に変わっていた。もっとも、老舗喫茶がそのまま業態変更したわけではなく、そこが別のテナントビルに移って、だいぶん経った後に新規テナントとしてメイド喫茶が入居したのだが。 以前の店舗は、マスタ…

百鬼丸の瞳

映画『どろろ』を劇場鑑賞してきた。 どろろ役の柴咲コウはがんばっていた。でも、妻夫木聡の百鬼丸は演技が難しいだろうと思った。百鬼丸の目は義眼だ。つまり、見えていない。だから盲人の演技が要求される。しかし一方で、百鬼丸は超感覚的感受性で周囲を…

鉄コン筋クリート(その2)

11日の雑文の続きである。 『鉄コン筋クリート』の中でクロは、街の鼻つまみ者のヤクザ・ネズミ(鈴木)と対立関係にある。しかしながら一方で、昔ながらの宝町に愛着を感じる点で、両者は共通してもいる。実際、ネズミの死に水を取るのは、ほかならぬクロだ…

ナルホド……

そうか……それを聞いて安心した。

“ランド”つながり

トルコ人青年の抗議がきっかけで、かつての「トルコ風呂」が「ソープランド」に改称されたのは1984年のこと。この名称は、特殊浴場協会が公募で決めたものだけれど、前年には東京ディズニーランドが開園していた。だから、「ソープ“ランド”」というネー…

「街中がテーマパーク宣言」

(11日の「日乗」から“鉄筋”つながり、っつうことで) 千葉県浦安市に、「フラワー通り」という場所がある。昔、ビートたけしがやっていた『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の、人気のない商店街を応援するコーナーで取り上げられ一時的に盛り上がった…

品がないけどさぁ……

うちの近所の横浜の曙町・福富町界隈は、ネオンきらきら賑やかな風俗街で「恋人たちの遊園地」というのもあるのだが――これも、街中がテーマパークなのか?

本秀康『アーノルド』

河出文庫の新刊『アーノルド』は、『怪盗グリフィン、絶体絶命』に素敵な挿画を描いてくださった本秀康氏の自選漫画「ベスト本」。レトロでほのぼのしたタッチの絵柄と、ビター&ブラックなストーリーのギャップから、「異色作家短篇」風のテイストがにじみ…

鉄コン筋クリート(その1)

松本大洋のマンガ原作をアニメ化した劇場映画『鉄コン筋クリート』を、先日見に行った。昭和レトロをベースに多国籍風味を諸神混淆した都市「宝町」の緻密な描写と、その街を(文字どおりに)飛び回る二人の少年、クロとシロの姿が見どころである。 この作品…

ヤングアダルトの再定義

余談だが、うちの近所に比較的大きな本屋があって、そこの雑誌スペースには「ヤングアダルト」のコーナーがあるのだが、置かれているのはすべて「萌え」系の雑誌である。 ちなみに、マンガ雑誌やアニメ誌、ライトノベル誌、ゲーム情報のコーナーは別にあって…

3パーセントの幸福

その1 「長門有希の100冊」のうち3冊の文庫解説を書いていた。 その2 絶賛売り切れ中「幻影城の時代」の全体に占める執筆率2,5パーセント余り。 それはともかく。今日の話題は、その2のからみです。あの本に書かせていただいた「宿題を取りに行く…

「篇」と「編」

収録作品のセレクトと巻末解説を担当した『物しか書けなかった物書き』(ロバート・トゥーイ)の見本が届く。世界初の快挙だけに、感慨もひとしお。ところで、今回の解説では「短篇」と「短編」のどっちで表記すればいいか、ずいぶん迷った。現在の主流は「…

悪魔の水

ジャケ買いならぬラベル買いをしてしまったベルギービール、 その名も“satan”。 裏のラベルも ブランド名やラベルの通り、飲むと楽しい悪魔のようになるアルコール分8%の強いビールだ。 ベルギーでは最近話題になってきているビールだ。 と、デーモン閣下…

独房&人形

「http://www.geocities.jp/mitsuihck/」の一環として開催されている「独房展」を見に、香川県の坂出市を訪れた。 旧坂出警察署は昭和12年に建設されたが、現在は廃墟となっており、近い将来に解体撤去される予定だとか。その建物内に設置された留置場の独房…